平日の午後3時。少し遅めの休息を求めて、初めてそのホテルの敷地へと車を滑り込ませた。
岩槻インター周辺のホテルといえば、車のドアを開けるのすら気を遣う狭い駐車場も少なくない。しかし、ここは一台あたりのスペースがゆったりと確保されており、入庫の時点からちょっとしたストレスとは無縁だった。
パネルを開くと3〜4割ほどの埋まり具合。狙っていた露天風呂付きの客室がちょうど空いているのを確認し、迷わずタッチした。
上級グレードの客室だけあり、室内は二人で過ごすには十分すぎるほどのゆとりがある。壁掛けの大画面テレビでは、各種オンデマンド作品を迫力満点の映像と音響で堪能することができた。
そして期待していたお風呂は、内湯・露天ともに圧倒的なスケール感。大人二人が体を伸ばして湯に浸かっても、なお余白が残るほどの開放感だ。
すぐ近くを東北自動車道と国道が走っているとは思えないほど防音もしっかりしており、廊下からの気配や外の喧騒を忘れて、プライベートな時間に深く没入できた。
退室時は、チェックイン時に発券されたカードをフロントの自動精算機に通すだけ。クレジットカード決済でスマートに支払いを完了。
これだけの空間と設備をこの価格帯で享受できる――。やはり岩槻エリアのコストパフォーマンスの高さは、訪れるたびに目移りさせてくれる魅力に満ちている。