ふぐの誘惑

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、
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ふぐの誘惑

若い頃は、ふぐを食べても「味が薄いな。あっさりすぎやしないか」と、まだその恩恵にあずかれないときがありました。しかし、今やふぐは私の好物のひとつです。大人になった証拠です。 ふぐ料理と言えばまず、箸でザァッっと取るイメージの強い(長嶋食いとも言うそうです笑)「てっさ」。ふぐのお刺身です。身の弾力が強いため、本当にザァッと一気に頬張ったとしたら噛み切れないと思います。欲張らず、一枚一枚大切に食べたいところです。 続いて個人的におすすめなのが、焼きふぐです。私が好きなのは、もろみや麹の入った醤油ダレを付け焼きするもので、香ばしさとうまみの融合によって、ヒレ酒が美味しくいただけます。 ふぐの唐揚げもいいですね。揚げることで身の柔らかさとジューシーさが出て、ヒレ酒がもっと進みます。 ヒレ酒とは、炙ったふぐのヒレが入った、熱燗の日本酒です。お酒までもがふぐで統一されるとは、さすが「骨までしゃぶりつくす」と呼ばれる魚だけあります。 最後はてっちり。ふぐ鍋のことです。柔らかく煮えた野菜と共に、プリプリ熱々のふぐをいただきます。つけだれのポン酢がキリッと身体に染み渡り、つぎ酒も頼んでしまいます。 つぎ酒とは、ヒレ酒の継ぎ足しおかわり用のお酒です。 そして、〆はお雑炊です。ごはんと玉子を溶き入れ、ふぐ出汁たっぷりでいただきます。優しい味わいとお酒の酔いで、ここまでくるとフワフワしてきます。 こんな幸せ時間をもたらしてくれるふぐですが、江戸時代は食べることを禁じられていました。しかし庶民は諦めません。ふぐを「鉄砲」(当たると死ぬから)という隠語で呼び、こっそり食べては舌鼓を打っていたそうです。 てっさもてっちりも、その「てっぽう」から来ている呼び名とのこと。いつの時代も、ふぐの誘惑ですね。 本日は13:30-18:30の出勤予定です。 よろしくお願いいたします♪ 実はふぐ屋さんの半額フェアが今日までで、行こうかどうしようか迷っている☆千里/ちさと☆

2026年4月5日


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