風俗版マッチングアプリが優秀すぎる件【2024年・アナログ風俗を卒業】

【ブロガー/AV男優・篠塚 康介】2018年6月8日。その日が人生のターニングポイント…

賢者たちの風俗回顧録「あの頃は若かった」

アダルト業界に身を置き第一線で活躍する賢者たちが、懐旧の情に駆られながら、若かりし日の風俗体験について語りつくすこのコラム。
今回は、自身の風俗体験をまとめたブログがネット上で面白いと話題になった、現役早稲田大学生風俗ブロガーの篠塚 康介氏。

2019年11月には念願のAV男優デビューも果たし、さらなる飛躍が期待される若き風俗賢者。そんな彼の風俗初体験とはどんなものだったのか?

今だから話せる風俗での悲喜こもごもを、思う存分語っていただきました。

初めての風俗はサークルの友人と行った池袋のピンサロ

こんにちは、早稲田大学文学部3年の篠塚 康介です。

本当は4年生の歳なのですが、去年足繁く風俗に通っていたことが理由で単位を一つも取ることができずに留年。風俗留年という響き…なかなかに虚しいものです。

そんな僕の風俗初体験は大学一年生の秋。
同じサークルに所属していた友人と行った池袋のピンサロが、初めての風俗だった。

“湘南の風”がうるさく流れている薄暗い店内で、僕は生まれて初めておっぱいを揉み、女性器に触れ、そしてフェラチオをされた。

それから僕はその友人と一緒に、大学の授業の前後に頻繁にピンサロへ行った。行くのは決まって池袋にあるお店『T』。
そして、お互いに射精を終えると近くのファーストフード店で集まり、感想戦をするのだった。

時には授業をサボって『T』へ行き、僕らは6000円で射精した。学生は指名料が無料だったからすごく助かった。まだこの時は1人で風俗に行く勇気はなかった。

大学の授業を適当に受け、適当にアルバイトをして、だらだらと怠惰な生活を送っていた僕は、満を辞して童貞を卒業することに決めた。
童貞を卒業すれば、何かが変わるのではないかと漠然と思っていた。セックスを経験した先の世界を知りたかった。

“これで童貞が卒業できる!”その浮かれた気持ちが油断を生んだ!

僕はまた池袋西口に行った。今回は友達とではなく、1人で行った。童貞卒業は1人でするべきだと思った。

それは忘れもしない2018年6月8日金曜日。この日を僕は忘れることがどうしてもできない。この日は僕の人生にとって1番重要な日になった。

常磐線と山手線の中でソープ情報をニヤニヤと見ていた僕は、『C』というソープランドへ行くことを決めていた。童貞を卒業するのだ、そりゃワクワクするに決まっている。

池袋西口を颯爽とかけようとした矢先、僕は若い男の人に突然声をかけられた。

「お兄さん、今日どんな感じっすか?」 キャッチだ。

いつもだったらキャッチの声に耳を傾けない僕だったが、この日は浮かれていて、油断していた。そして少しなら話を聞いてもいいだろうと話を聴き始めた。それが地獄の始まりだった。

僕が正直にソープに行くのだと言うと、ちなみにどこだと聞いてきた。
『C』だと答えると、「そこのマネージャーいるんで紹介しますよ!」とのこと。

すぐにマネージャーを名乗る男が現れた。
僕は彼に自分が童貞であること、そしてこれからフリーで『C』行くことを伝えると、「せっかくの卒業なのにそれはもったいない」と言う。
仕方なく話をきいていると、ちょっと高いけどAV女優とヤレるとのこと。

“は?そんなことありえるか?”

そのマネージャーはスマホで今ヤレるAV女優一覧を見せてきた。
「どんな子がタイプっすか?」と聞くので、僕は好みの女の子を指し「あ、この子めっちゃタイプです!」と答えた。

すると彼は、「お兄さん、ラッキーですね!この子なら今ちょうど空いてますよ!」
「予算どれくらいですか?」と言うので「2万までなら」と答えると、「それでAV女優とヤレるわけないでしょ?」と。

“まあそうだよな。AV女優だもんな。そんな安いわけないよな。”

「じゃあ諦めて、潔く『C』に行きます!」と言うと、「わかった、どうにか2万で済むようにする」と。

“おおお。なんだかすごいことになってきた!”

しばらく話をしているとその気になってきて、なぜかプレイ代3万3000円を僕は払ってしまっていた。

「やばい、やられた……」時すでに遅し。

正直相手はめちゃくちゃ話がうまく、本当にいつの間にか術中にはまってしまっていた。
詐欺師は本当に話が上手い。いくら自分は騙されないと思っていても騙されてしまうものなのだ。

“まあAV女優とヤレるんだからこれくらいは仕方ないか” と自分に言い聞かせる。

プロデューサーが来るので待っててくれと言われ、そこでプロデューサーを名乗る男が登場。
その男が来ると、あとはその男に任せるといい、マネージャーは立ち去る。(この時点で現金でプレイ代をマネージャーに払っている。)

男はAV女優とプレイする上での注意点を長ったらしく話してきた。リュックの中の検査などもされた。そして、最後に”保証金” というワードが出てきた。

もし、女優さんに暴言暴力などした場合にその保証金をいただくというのだ。
高い保証金払っておけば悪いことできないでしょ?男は言う。

昔、AV女優が傷つけられたという生々しい話をしてきたので、まあそんなもんなのかと妙に納得してしまった。
もはや、この時の僕は冷静は判断力など皆無で、童貞を卒業できるということしか頭になかった。

保証金の額を聞くと、プレイ代の10倍にあたる30万円を要求された。

「いやいや、そんな金ないです。ただの大学生なんで」
「いくらなら払えるの?」(この時点で詐欺だと気がつかなかった俺はマジでクソ馬鹿です。泣きたいです。)

そして、「7万くらいなら…」と答えてしまう。 しかし「最低でも半分の15万はないとダメ」だと。
「仕方ないから僕が立て替えとくから、とりあえず7万で。」と言われる。

保証金は女の子に何もしなかった場合最後に返すと言われる。

「今から女の子派遣するから、とりあえず先に120分休憩で入っといて。」と言われ、案内されたのはとあるラブホテル。120分の休憩で3500円くらいだったと記憶している。

初めてのラブホテルに僕は興奮し、AV女優を待っている間、僕は部屋の写真を撮っていた。

20分経っても誰もこないので「やばい、やられた……」
と、ここでようやく気付く。時すでに遅し。

冷静に考えれば、AV女優とヤレるわけなかったのだ。
僕はベッドの上で「池袋 AV女優 詐欺」と検索をかけた。すると同じ手口が何件もヒットした。

結局僕は10万円以上払って、童貞卒業はおろか、ムスコを出すことすらできなかったのだ。

僕は絶望した。初めて電車の中で泣いた。悔しくてたまらなかった。今まで自分は一体何をしてきたんだと自分に腹が立った。

童貞卒業!そして風俗ブログで教務課からの呼び出し。

だが、僕は童貞卒業を諦めなかった。ボッタくられた一週間後に、僕は友達と吉原へ行き、そこで童貞を卒業した。セックスを経験した世界は別に何も変わることはなかった。

その後、僕は何度も風俗に行くようになり、その経験を毎回赤裸々にブログに書いた。

【篠塚康介ブログ】
できっこないをやらなくちゃ

そして、その風俗ブログが原因で僕は大学の教務課に呼び出された。
風俗ブログを書く学生 呼び出されるも「早稲田の懐の広さを感じた」

しかし、これだけ風俗ブログを書いていた僕だが、実は最近は風俗へ行っていない。

AV女優とヤレると騙されボッタくられ絶望した僕は、去年の11月にAV男優になり、何人かのAV女優とセックスをした。本当に人生何があるかわからない。よくわからないから面白いのだ。

当面は風俗に行く予定はないのだが、もし行くのなら、やっぱり僕の風俗ライフの原点である池袋西口に行きたいと思う。

最後はこの言葉で終わろうと思う。

「客引きは 100% ぼったくり」

今日も素敵な風俗ライフを。

篠塚 康介
風俗ブロガー、AV男優
千葉県出身。
大学1年の頃から足繁く通う風俗体験についてまとめたブログが話題の現役早大生風俗ブロガー。
さらに、風俗ブログの執筆を通じて本気で性の追及がしたくなり、AV男優を目指すことに。
2019年11月にAV男優デビューを果たし、AV男優としても今後の活躍が期待される若き風俗賢者。

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