風俗で働こうと考えている女性は、吉原も選択肢の一つに入れているかもしれないでしょう。
吉原の風俗店で働こうと考えているのなら、そこで使われている吉原年齢について知っておくのもよいかもしれません。
吉原年齢とは、店年齢と同じように実年齢と異なる年齢を設定するのですが、店年齢とはまた違った独特のルールがあります。
そこで今回は吉原年齢とは何かということを、メリットやデメリットだけでなく、上手に使うには、どのようにすればよいかについて紹介します。
これから吉原の風俗店で働こうと考えている女性は、今回の記事を読んで吉原年齢について知ることで、どんなメリットやデメリットがあるのか知ってくださいね。
吉原年齢とは?
吉原年齢とは、吉原の風俗店で働くときに設定する年齢のことで、吉原のソープランドで働く女性がこの吉原年齢を使用しています。
どうして吉原年齢が使われるようになったのかについてはいくつか説がありますが、そのひとつに江戸時代の吉原の遊郭や花街が起源という説もあるので、その時の習慣が今もなお残っているといえるでしょう。
吉原年齢が使われるのは、店年齢と同じように身バレを防ぐことや、実際の年齢よりも若く設定することで見た目を磨くためといわれています。
また、吉原の風俗店でも、激安店や大衆店よりも高級店で吉原年齢が使われていることが多いようです。
吉原年齢の決め方
吉原年齢には、20歳を超えると3年でひとつ年を取るという独特なルールがあるのですが、以下に実年齢と吉原年齢ではどう違うかを表にまとめてみます。
表を見れば分かるように、在籍年数が長くなればなるほど実年齢と吉原年齢との差が大きくなっていくだけでなく、店によっては入店時に設定した年齢が何年経っても変わらないというケースもあります。
ただ、最近ではインターネットやSNSの普及により、見た目と吉原年齢にギャップがあるとそこに書き込まれてしまうことがあることから、年齢をサバ読みすることが難しくなりました。
実年齢と吉原年齢であまりにも差がありすぎると、お店や女性に対してのクレームや、悪い評判をネットなどに書き込まれてしまうため、現在はそれほどズレがないように年齢を設定しているケースが増えてきているようです。
吉原年齢を使うメリット・デメリット
吉原年齢を使うことでメリットはいくつかありますが、一方で吉原年齢を使うことで起こるデメリットもあります。
そこでここでは吉原年齢を使うことのメリットだけでなく、デメリットも併せて見ていくことにします。
吉原年齢を使うメリット
吉原年齢を使うことのメリットは、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
身バレを防ぐ
吉原年齢を使う最大のメリットが、身バレを防ぐためといえます。
風俗店で働く場合は本名ではなく源氏名を使っていますが、それでも実年齢を書いてしまうと、顔と年齢から身内や知り合いに風俗で働いていることがバレてしまうこともあります。
そのため少しでも身バレを防ぐために、年齢にも吉原年齢を使用するのです。
見た目を若くしようとするため美意識が磨かれる
吉原年齢は実年齢よりも若く設定していることから、必然的に見た目も若くしようと美意識が磨かれるようになります。
そのため吉原の風俗店で働いている女性は、メイクや美肌などにも敏感になることから、一般職に勤めている女性よりも若く見られることが多いようです。
実際の年齢が気にならなくなる
実年齢で年を取っていったとしても、吉原年齢ではそれほど年を取らないことから、実年齢が気にならなくなるというメリットがあります。
また、見た目さえ若ければ吉原年齢を不自然だと思う人もいないことから、一般の女性よりも実年齢を気にしないようになるでしょう。
吉原年齢を使うデメリット
メリットの方が多いと思われる吉原年齢ですが、お客さんからのツッコミによってはデメリットになることもあります。
吉原年齢を使うことのデメリットには、以下の3つが挙げられます。
年を取ると、吉原年齢と見た目で無理が生じてくる
吉原年齢は3年でひとつ年を取るというルールなので、年を取るにつれて吉原年齢と見た目でズレがでてきます。
吉原年齢と見た目があまりにずれてしまっている場合は、クレームの対象になる場合や、SNSや掲示板などにそのことを書き込まれてしまうこともあるでしょう。
吉原年齢になりきる必要がある
例えば実年齢が30歳の場合は吉原年齢では24歳になるため、お客さんには30歳の女性ではなく、24歳の女性になりきって相手をしないといけません。
お客さんと接しているうちに、うっかり実年齢の振る舞いをしてしまうこともあるかもしれないので、お店にいる間はいつも吉原年齢になりきる必要があるのです。
お客さんに実年齢を聞かれた時に困ってしまう
お客さんの中には実際の年齢を尋ねてくる人や、少し意地悪なお客さんになると、吉原年齢での干支や元号を聞くようなこともあります。
そのためお客さんから実年齢や、意地悪な質問をされても困らないように、普段から対処法を身に付けておく必要があるでしょう。
吉原年齢の上手な使い方
風俗で働いていると実年齢を聞かれることがよくありますが、中には吉原年齢を疑ってしつこく聞いてくるお客さんもいるので、お客さんに突っ込まれても困らないような対処法を知る必要があります。
ここでは実年齢を聞かれたときの対処法を紹介しますので、意地悪なお客さんに出会っても困らないように吉原年齢を上手く使うようにしてください。
笑って年齢の話題をはぐらかす
たいていのお客さんの場合は、「本当ですよ」と笑いながら吉原年齢を答えることで、それ以上は深く追求しないものです。
また、こんな場所で女性に年齢の話などさせないでねと、笑いながらクギを刺すことも効果があるでしょう。
実年齢と吉原年齢の中間の年齢を答える
お客さんの中には実年齢を教えてもらうことで特別な関係になれたと思う人もいます。
そうした人には、20代などとあいまいな返答をするのではなく、実年齢と吉原年齢の中間の年齢を答えるのも一つの手です。
その際には、他の人には内緒だとか、2人だけの秘密ねという風に言うと、お客さんもまさか二重でサバを読んでいるとは思わないばかりか、あなたと特別な関係になれたと思って喜ぶことでしょう。
吉原年齢について簡単に説明する
お客さんの中には年齢についてかなりしつこく質問する人もいるので、そんなお客さんに対しては吉原年齢について簡単に説明してあげるとよいかもしれません。
吉原で働くには吉原年齢というルールのあることや、古くからのしきたりなので自分ではこのルールをどうしようもないことなどを伝えると、納得してくれる場合もあります。
まとめ
今回は吉原年齢について、吉原年齢を使うことのメリットやデメリット、吉原年齢を上手く使うための対処法などについて紹介しました。
風俗で働いていると実年齢とは違う年齢を設定して働くということがありますが、その中でも吉原では3年にひとつ年を取るという独特の年齢の設定があるのです。
もっとも最近では、SNSや掲示板の普及から実年齢と吉原年齢にあまりズレがないように設定している店も多いでしょう。
吉原年齢のメリットは、何よりも身バレを防ぐことができるというものですが、反面にお客さんに突っ込まれた時に困ってしまうというデメリットもあります。
そのため、吉原の風俗店で働こうと思えば、お客さんのツッコミにも困らないように上手に吉原年齢を使うことが大切です。
これから吉原の風俗店で働こうと考えている人は、今回の記事を読んで吉原年齢について知るとともに、実年齢を聞かれたときの対処法も併せて知っておくとよいかもしれません。
お客さんからの質問にも笑ってはぐらかすことができるようになれば、それだけお客さんとの接客もスムーズにできるだけでなく、お客さんから気に入ってもらうことで吉原で稼げるようにもなるでしょう。