転々虫とは？なってしまう理由やメリット・デメリット

風俗店で働いていると、転々虫という言葉を聞いた女性もいることでしょう。

あるいは風俗店で転々虫と呼ばれるような働き方をしている女性も中にはいるのではないでしょうか。

転々虫と呼ばれる働き方は、メリットがある一方で、デメリットも多いことから、風俗で働いている女性は、転々虫について知っておいた方がいいかもしれません。

そこで今回は、風俗で転々虫とは何かということを、メリットやデメリットも併せて紹介します。

これから風俗店で働こうと考えている女性は、今回の記事を読んで、転々虫について知ることで、どんなメリットやデメリットがあるのか知ってくださいね。

転々虫とは？

転々虫とは、入店しては2、3ヵ月ほどで辞めて他のお店に移籍するという、働くお店を短期間で転々とする女の子のことをいいます。

女の子が転々虫になるパターンというのは、大きく分けて2つあるのですが、どういうパターンがあるのか見てみましょう。

・入店したものの、思うほど稼げなかったり、お店での人間関係が良くなかったりなどの理由で、止むを得ず転々虫になるパターン

・稼げる新人の期間だけお店にいて辞めることを意図的に繰り返すパターン

2つのパターンのうち、前者はある意味仕方がないかもしれませんが、後者の場合は、意図的に転々虫となるため、お店からすれば、なかなか厄介な存在です。

というのも、新人の期間は、お店の方でお客様がつくように、何かとフォローをしてくれるのですが、ある程度稼いだと女の子が考えれば、すぐに辞めてしまうからです。

風俗嬢が転々虫になってしまう理由

風俗で働く女の子が転々虫になってしまう理由は、大きく分けて思ったほど稼げないという金銭的な理由と、働くお店の雰囲気や人間関係が合わないという、仕事以外の環境的な理由に分けることできます。

そこでここでは、この2つの理由について、もう少し詳しく見ていくことにしましょう。

風俗で働いても、思うように稼ぐことができない

風俗で働く女性の考え方にもよりますが、風俗の仕事は他の一般職よりも稼ぎがいいというイメージがあるため、自分が思っているほど稼ぐことができなかった場合に、他のお店に移籍するのではないでしょうか。

あるいは、確信犯的な転々虫の場合は、入店して間もなくは、お店のサポートもあり、ある程度稼ぐことはできるものの、新人の期間が過ぎれば、そうしたサポートもなくなってしまうため、当初よりも稼げなくなったと判断すれば、転々虫となって他店へ移籍することもあるでしょう。

お店の雰囲気や人間関係が合わない

割り切って風俗店で働いている女の子の場合は、あまり気にしないかもしれませんが、同じ店で働くスタッフや同僚の女の子とどうも合わない場合は、転々虫になる可能性は高いといえます。

人間関係は、お店の人間だけでなく、そのお店の客層にもよるので、悪質なお客様が多かったりすることから転々虫になる女の子もいるでしょう。

あるいは、人間関係というよりは入店したお店の雰囲気が良くなかったり、働く環境が良くなかったりする場合は、よりいいお店で働こうと転々虫になるのではないでしょうか。

転々虫のメリット

転々虫になる女の子は、お店では嫌われてしまいますが、それでも転々虫になるのは、それなりのメリットがあるからなのです。

そこでここでは、転々虫のメリットについて紹介します。

お客様との無用のトラブルを避けることができる

転々虫になると、お店のわずらわしい人間関係を気にしなくていいということを先に書きましたが、それ以外にも、お客様とのトラブルを避けることができるというメリットもあります。

お客様の中には、店外で会おうとしつこい人や、馴染みになるうちにストーカー化する人もいることがあります。

このようなお客様を相手にしていると、そのうちトラブルに巻き込まれる可能性がありますが、転々虫の場合は、嫌なお客様が現れたらすぐに店を辞めることができるというメリットがあるのです。

楽をして稼ぐことができる

先に書いたように、新人の期間は、お客様を優先的につけてくれるなど、お店の方でも気を遣ってくれるため、それほど努力しなくても稼ぐことができます。

またお客様の中には、新人の女の子の素人っぽさや初々しさを求めてやってくる人がいるので、通常ならサービスが悪いといわれるようなことでも、新人だからと許してくれることがあるのです。

こうした新人の期間を繰り返せば、楽に稼げるだけでなく、ある程度のサービスでもお客様に満足してもらえるというメリットから、転々虫になる女の子もいるようです。

転々虫のデメリット

転々虫にはメリットがある一方で、デメリットが多いのも確かです。

そこでここでは、転々虫のデメリットについて紹介します。

働くお店の選択肢が減ってしまう

短期間でお店の入店、退店を繰り返していると、そのうちお店の方でも警戒されるようになります。

お店によっては面接時に、前に働いていたお店の名前や経験などを聞かれることがあり、その時の返答や態度などで「この子は転々虫だな」と判断されれば、採用されなくなるでしょう。

そうしているうちにお店同士で噂になってしまうことから、同じ地域やグループ店などでは働けなくなってしまうというデメリットがあるのです。

いつになっても稼ぎが増えない

転々虫のメリットとして、楽に稼ぐことができると書きましたが、長い目で見ると同じお店で長い期間働いている方が、稼ぎは多くなります。

同じお店で働くメリットとしては、指名のお客様が増え、基本給やバック率が上がることから、転々虫でいるよりも、遥かに稼ぎが多くなります。

また転々虫でいると、いつまでたっても新人のままですが、同じお店で長く働いているとキャリアアップにつながることから、ワンラックアップのお店に移ることも可能になるのです。

まとめ

今回は転々虫について、転々虫になる理由やメリット、デメリットについて紹介しました。

風俗で転々虫になる女の子はいますが、メリットよりもデメリットの方が大きいことから、できれば同じお店で長く働くことをおすすめします。

一見すると、転々虫は人間関係のわずらわしさもなく、楽に稼げるように思えるかもしれませんが、長い目で見ると稼ぎがいつまでも増えなかったり、そのうちお店で働けなくなってしまったりすることがあります。

転々虫になるかどうしようかと迷っているという人は、今回の記事を読んで、転々虫にはデメリットの方が大きいということを知るといいかもしれません。

転々虫になるのではなく、同じお店で長く働いていれば、リピーターや指名のお客様も増えてくることから、それだけ稼ぎも多くなるでしょう。